菊とホスト
第98回のスペシャルツアーは小雨が降る中、手袋が必要なくらいに寒い日でした。
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菊花を中心の花壇
最初に訪問したのは、新宿御苑・菊花壇展。
この国に生まれ、菊と縁が深いことを、これほど誇らしく思った日は、今まで無かったと思います。
ガイドの方の説明を聞きながら、日本庭園内の7箇所に設けられた菊の花壇を見て廻りましたが、その技術力に圧倒されました。
菊の背の高さや形が花壇ごとに、信じられないほど揃っていました。
絢爛たる美を競う懸崖造り
1年がかりで作られる、菊の姿の美しいこと。
まさにこの時期を目指して育てられ、その期待にこたえて個性を発揮する、凛とした佇まいは、感動ものです。
毎年訪れたい、という気持ちになりますね。
桜ではなく、「菊」が皇室の紋章である理由が、私なりに理解できたように思いました。
見事な菊花作品の前で、メンバー達
お昼は車屋本店で、菊花の添えられた前菜から始まる、季節感あふれるお料理をいただきました。
参加者全員、料理に添えられた紅葉や銀杏の絵の入った和紙にまで感激し、楽しいときを過ごすことができました。
車屋本店での昼食会
食事の後は、歌舞伎町商店街振興組合事務局長・城克氏のレクチャーを聞きました。
「何ゆえ、歌舞伎町は歓楽街になったのか」の説明は、非常に興味深かったです。
町歩きをする上で、町の成り立ちを知るためのポイントの一つを学んだように思います。
また、よく警備されている、実はとても安全な町であるとのお話も、意外なようではありますが、納得できました。
ホストクラブ体験をした新宿歌舞伎町
さて、いよいよメインイベントのホストクラブ体験です。
「こんな機会でもないと行かないから、ぜひ行きましょう！」というメンバーのお一人
からのお誘いを受け、今回のスペシャルツアーに申し込んだ私ですが、、、
全員で何人の男性が私たちを待っていてくださったのでしょうか。
今日のために、「アピッツ」関連店舗を含むすべてのホストの男性が駆けつけてくださったとのこと。
私たちは本当に幸せ者ですね。
どのホストの方も非常に紳士的で、最初に抱いていた「ホスト」のイメージと違って、
やはり日本のジェントルマンだと感じました。
日本の男性の、一味違った素晴らしさを発見した、おしゃべりで盛り上がった楽しい2時間でした。
来年は、「菊と刀」を読んでみようかしら。
2008年11月8日 田中美純
