こんな近くの素敵な小さな町・宮代町タウンウォッチング

町のシンボル・コミュニティセンター「進修館」の美しい建物
宮代町は、関東平野の中央部にあり、埼玉県の東北部に位置しています。 東西に2km、南北に8km。北西から南東にかけて細長い形をしていて、町の南側は「春日部市」、北側は「久喜市」、東側は「杉戸町」、西側は「白岡市」に接しています。
宮代町は「農」から受ける恩恵を大切にし、「農」の資源を町民全体で維持・発展させながら、環境、福祉、教育、産業など、様々なまちづくりに生かしていこうという「農」のあるまちづくりに取り組んでいます。
その為、町内には「水田」が多く、「屋敷林」や「用水路」など人が手を加えることによって自然と共生したのどかな風景が広がっています。
「農」のあるまちだからこそ見られる、オタマジャクシやカエル、赤とんぼやイナゴなどの生き物で季節を感じられるまちです。
また、子育て・介護に町で取り組む住みやすいまち。宮代町の象徴的建造物であるコミュニティセンター進修館は、日本でも有名な象設計集団が設計したコンクリートと木で構成されるユニークな建造物です。(宮代町HPより)
今回は、都心に近い癒しの町のタウンウォッチングです。
見学コース
進修館→役場庁舎→新しい村 (徒歩で移動 およそ700m ※笠原小学校の外観を見ながら移動 )ー山崎山の雑木林、新しい村見学
昼食(新しい村)宮代町のまちづくりの考え方や新しい村の説明→ ハーブ園の見学→ブルーベリー摘み取り(おみやげに)
OP日本工業大学 工業技術博物館見学

「進修館」前の芝の広場で説明を聞くメンバー

緑に包まれたエコ建物の町役場の庁舎

庁舎内は木のぬくもりと、すずしい緑の窓辺

役場から約700m歩いて、 屋根つきの橋を渡れば「新しい村」

「新しい村」の田んぼに立つ竹細工の提灯とあぜ道を行くメンバー

畑にそびえる巨大な竹ほうきにビックリ!
<以下は参加したメンバーの感想です>
田園風景の中に降り立ち、しばらく歩き、ふと見ると目の前におどろきの建物、『進修館』の木と緑のつたとの和合した、半円型に似た建造物が現れました。
そしてそこには、町の職員とボランティアの方数名がお迎え下さり、丁寧に説明を。その説明を聞きながら、木の使い方(建物、椅子、テーブルその他諸々)に感じ入り、うらやましい思いでした。
イタリア・ベネテュアとの交流で進修館が紹介されているとのことですが、私は、北欧の旅で見た木材の使い方を思い出しました。
町の役場庁舎は木の森の様な建物で、その下の方で事務処理が行われており、皆さんは本当に自慢の町、「宮代町」をほこりに思っていらっしゃるように見うけられました。
次に笠原小学校を遠めに見ながらその外観に不思議な思いがしましたが、きっとステキな理想郷の教育の場であると信じます。
その先の小川にかかった屋根のある木の橋を渡ると、田園の「新しい村」です。
畦道を歩いて進むと、村の直売所があり、ショッピングを楽しみました。
そして、楽しみの昼食は、「村の集会所」で心のこもった、かけ紙のかかったお弁当。中身は地産のフルーツ・ブルーベリジュースを加えた、おいしい昼食のおもてなしでした。
その上に、帰りにはブルーベリー畑でつみ取ったものを、おみやげに!!
感激!!
最後は、この町起こしに貢献した、日本工業大学の博物館を見学。立派な若人の育成にいそしむ同大学の先生による、工作機械などの展示物の説明に感心しました。
ともあれ、官・民・学が一体となり、希望を持って町作りに参加している姿に接して感激した日になりました。
第2火曜 守屋 八千代

「村の集会所で」地産食材の昼食に舌つづみ

たわわに実ったブルーベリー

ブルーベリー畑で試食しながらの楽しいブルーベリーのつみ取り