首都圏唯一・流域の自然が丸ごと残る「小網代の森」エコツアー
海の見えるリゾート地を満喫
深い森の歩道
神奈川県三浦半島の先端、相模湾に面したリアス式の入り江と谷、それが「小網代(こあみじろ)の自然」です。
標高70〜80mの台地を、いくつもの小さな川が刻んだ谷、深い森、広々とした湿地、大きな干潟、そして南国の香り漂う湾。
頂点から相模湾外洋まで約3km、森と湿地と干潟と湾とを川が結ぶ、ひとつの流域がまるごと自然のまま残された、きわめて貴重な自然です。
小網代の自然の中心を成す「小網代の森」は約70ha。東京ドーム15個分の広さ。
1.2kmの「浦の川」がつくった流域がまるまる森と湿地のかたちで残されています。
首都圏では唯一の「完結した自然状態の流域=集水域生態系」。
これまでに2000種以上の生きものが確認され、絶滅危惧種も多数生息している、生物多様性の宝庫です。
一つの“流域”がまるごと自然のまま残された、首都圏では唯一と言われるほどの極めて貴重な自然が、
住民運動によって保全され、近年一般開放されたばかりの小網代の森をガイドも同行し散策します。
途中の休憩場
河口付近の湿地帯
散策の後は、オーシャンビューのホテルマホロバマインズ三浦の温泉でゆっくり過ごします。
また、ホテルでは、食事や、イベントなどの出し物を楽しみます。
ホテルでのイベント七福神踊り
ホテルのイルミネーション
※歩行距離:片道約1.3km、歩行時間:片道約45分。長袖シャツ、長ズボンなどを着用し、肌の露出を少なくする。
トイレは途中にないので注意。トレッキングシューズあれば便利。
<以下は参加したメンバーの感想です>
先月、グループタウンウォッチング、スペシャルツアーIN三浦海岸に参加しました。楽しい旅でした。
神奈川県三浦半島の先端にある小網代の森の「浦の川」が作った流域が、森と湿地の自然状態のまま首都圏では唯一残されている場所とのこと。
川の最上流部から河口の干潟まで、中央の谷、散策路が整備されていて歩きやすく、
自然景観のドラマ、鳥の声、虫(毛虫の幼虫がすきとうっていてきれいでした。
生きとし生けるものの春の息吹を感じ、花を見、樹々を見上げ、虫を見ながら楽しく歩きました。
特に、運よく干潟の時間に居合わせ、春から秋にかけて見られる蟹の一種「チゴガニ」のダンスが見られました。
これには感動しました。きっとこのチゴガニのダンスは二度と見るチャンスは私にはないかもしれないだろうと。
チゴガニのいる干潟でガイドさんに説明を聞く
また、干潟に行く路々の両側には浜大根の花が咲きほこっていました。こんな感動は街歩き、野、森歩きをするから味わえるのかもしれません。
ガイドさんを先頭に浜大根の花が咲きほほこる遊歩道を行く一行
美味しいものに出会えるのも旅の大きな楽しみです。
今回のランチは青い海、空のもとでの、クラブハウスレストランでの昼食でした。
クラブハウスでの昼食会
マリーナの建物
贅沢な気分を堪能しました。
街歩きは感動があり、驚きがあり,出合いがあり楽しいものです。
次は何処に行きましょうか?
自然と出合いを満喫した楽しいグループタウンウォッチングの旅でした。
2金 岡崎美和