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第146回スペシャルツアーIN新白河・那須
ブリティッシュヒルズ見学と那須高原でモンゴルを体験




 移動式住宅「テンゲル」が立ち並ぶ那須モンゴリアビレッジ



ブリティッシュヒルズ
海抜1,000メートルの山中に日本国内唯一の体験型国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」(福島県岩瀬郡天栄村)はあります。
中世の荘厳な雰囲気を漂わせるマナーハウス(中世英国貴族の邸宅)を中心に12〜18 世紀の英国民家とゲストハウス(宿泊棟)の街並を再現した本物にこだわった宿泊施設です。

訪れるイギリス人から「イギリスよりもイギリスらしい」との優雅で気品あふれる空間。英語・日本語ガイド付「マナーハウスツアー」や本物のアフタヌーンティーを味わいます。


那須モンゴリアビレッジ 「テンゲル」

テンゲル(ゲル)とはモンゴル語で、中国語では「パオ」といわれて有名な円い移動式住宅です。
今回は、那須高原にモンゴルから直輸入されたゲルで、食事や宿泊などをする体験です。



 以下は参加メンバーの感想です


 「えっ、英国とモンゴル?」 この不思議な組み合わせのツアー 


 霧のロンドンを思わせる日のマナーハウス前庭

2014年5月19日(月)

新白河で新幹線を降り、送迎バスに乗って山道を30分。突如として異国の風景が開けました。総面積7万3千坪に、英国風の建物が点在する「ブリティッシュ・ヒルズ」です。

まずはマナーハウスのツアーです。マナーハウスとは、中世に荘園の領主が住んでいたお屋敷のこと。

エントランス・ホールの天井はウェッジウッド流の漆喰工法が素敵でした。この時代は、アーモリイ(武器庫)、トロフィー・ルーム(戦利品室)なんてのもあったんですね。アムバサダーズ・ホール(大公使講堂)には歴代の英国大行使の肖像画が飾られている一方で、研修などにも使えるよう現代の映写設備も備えられています。レフェクトリイ(大食堂)はハリポタの世界みたい。

 マナーハウスのエントランス・ホール


とはいえ1階の説明は英語で???でしたが、2階の説明は日本語になったので、ほっとしました。
クイーンズルーム(領主夫人の部屋)はロココ調でパステルカラー。キングス・ルーム(領主の部屋)は打って変わって重厚。常陸宮正仁親王殿下がお泊りになったこともあるそうですよ。
図書室では折り畳みのはしごにびっくり!撞球室には、ビリヤードの1種スヌーカーの台があります。

その後、ティールーム「アスコット」にて昼食がわりのアフタヌーンティー。ミルクティーに、クロテッド・クリームとジャムを塗ったスコーンを口に運べば、すっかり英国気分ですね。

 図書室

 豪華な寝室

 組み木の梁が美しい大食堂

 赤いポストと宿泊棟



新白河駅に戻って送迎バスを乗り換え「モンゴリア・ビレッジ テンゲル」へ。
日本の国内でモンゴルの遊牧民が暮らす移動式住居「ゲル」に泊まれるなんて考えたこともありませんでした。

ゲルはベッド4床の4人用ワンルームで、窓はありません。テレビも各ベッドから見られるようになっています。


 正面から見たゲル

 ゲル内部 中央にテーブル椅子と柱、正面に開き戸の衣類収納、その左右にベッド2床 
 明り取りにもなっている天井

 ゲル内部の入り口


色鮮やかなデール(民族衣装)の試着後、みんなでチーズ。なんだか王様と側室たちみたいですね。


 民族衣装を試着したメンバーとみんなで


夜のバーベキューはボリュームたっぷり。
そして食事の後、同じ食堂で、モンゴルから来たアーチストによる馬頭琴の演奏と、ホーミー(1人で高い声と低い声を同時に出すモンゴルならではの歌唱法)の不思議な歌声に拍手喝采!


 食堂での楽しい会食

 相撲のモンゴル出身の元横綱にそっくりのアーチストによる弾き語りの演奏でした



2014年5月20日(火)

 宿を発ち、那須平成の森でハイキング。那須御用邸の用地のおよそ半分にあたる約560haが一般に開放されたもので、清々しい緑のなかで命の洗濯ができましたね。

 那須の主峰茶臼岳を見上げる道をのぼります

 道中にある熊よけの鐘

  滝を見下ろす展望台で一休みのメンバー

 展望台から見た駒止の滝

 昼食は天水で天せいろ。実が青いうちに収穫した青刈り蕎麦のいい香り、大きなえび天も魅力でした。
 その後、旧青木家那須別邸へ。ドイツ公使青木周蔵子爵の別荘は、もちろんドイツ風の瀟洒な洋館。青木周蔵のちょんまげ→洋装の写真を見比べて、ドイツ貴族のご令嬢と結婚し長く海外で暮らした激動の人生に、思いを馳せるひと時でした。


国指定旧青木家那須別邸


 旅の最後は、那須ガーデンアウトレット。若者ファッションにはちょっと手が出せなかったけど、美味しいお土産が買えました。
2日ともお天気に恵まれたのがラッキーでした。

   第3土曜 H.S.













| 栃木県::那須町 | 04:47 PM | comments (0) | trackback (0) |
第115回スペシャルツァーIN栃木
地元ガイドさんと土蔵の街並み”野州小江戸”を歩く



  「とちぎ蔵の街美術館」の前でのツアー参加者たち(第1グループ)とガイドさん






10月8日、絶好のTown Watching 日和の中、60名を3グループに分けて、栃木駅を歩いて出発しました。

地元のボランティアの方のご案内です。「せっかく遠方からみえたので、できるだけ多くのところを」という
ご配慮からでしょうか、盛り沢山の内容で、忙しい感じの街歩きでした。


  蔵の街大通り―栃木駅から続くメインストリート。右手は三枡屋




まもなく風情ある、巴波(うずま)川と川端柳と塚田家の蔵並みに到着しました。

川端をそぞろ歩くだけで蔵の町栃木を充分に味わえる感じでしたが、少々危なっかしい感じの和船への乗船です。

喫水の浅い船の舳先で、靴を脱いで、グラグラしながら艫まで歩いて座る。船は岸にぶつかりながら100mほど行って帰って来ました。せっかくの“船旅”でしたが、景色は変わらず、時間を多く取られたので、後の観光は駆け足になった感じでした。


 巴波(うずま)川の船着き場―対岸の屋敷は木材回漕問屋だった豪商塚田家。現在は歴史伝説館として公開



  塚田歴史伝説館に展示されている、本物と見まがう三味線を弾き民謡をうたうユーモラスなロボットのおばあさん。そばで聞き入る男も本物そっくりの人形




「黒ぐろまんじゅう」が美味しいと評判の、「もめん弥」の前を歩いて通りながら、案内も無く、買う時間も取れない。
私は個人的には、あの船さえ無ければ、昼食後少し自由時間も取れたでしょうし、ぶらついて買い物や街の雰囲気をもっと感じられた事でしょうと、ちょっぴりざんねんでした。



  人形・羽子板など江戸時代からの伝統品を商う三枡屋で買い物をするツアー参加者




でも昼食に出て、美味しかった「鳥梅」のきゅうりのたまり漬けは、目の前の店だったので、何とかゲット!!

ともあれ、栃木の街は、確かに一度行ってみる価値のある町でした。
ボランティアの案内の方も、ミニバス「のらっせ号」の運転手さんも、バスで隣り合わせたお爺さんも、皆が自分の町を案内したくてたまらない様子でした。
運転手さんの名調子のガイドには、みなさんもとても喜んでいました。


  循環バス「のらっせ号」-1日200円で乗り放題の市内バス



語る事のできる、歴史ある町に住むのはとても素敵な事ですよね。
「のらっせ号」はレトロ風のミニバスで面白かったし、行った先の岡田記念館、その隠居所の翁島、あだち好古館などそれぞれ歴史と伝統の風格を感じさせるスポットでした。



 代官屋敷跡(岡田記念館)でボランティアガイドさんの説明を聞く


  岡田記念館にある栃木で一番古いといわれる明治時代の床屋。平成元年まで利用されていた



最後の油伝味噌は本当に駆け足になってしまったのが、とても残念でした。
 
スペシャルツアーでなければ無理の場合もあるでしょうが、月例のマンスリーツアーのT.W.でも、時にはこの位の遠出を入れてもらいたいと思いました。

ともかく秋の楽しい1日をありがとうございました。
                                                   
                          第2土曜   長谷川美代子






  秋祭りの山車―山車会館に秋祭にねりあるく山車3台が展示されている


  あだち好古館の門―江戸末期から明治にかけて建てられた呉服商の蔵を改修した美術館には、江戸情緒を感じさせる美術品を展示





| 栃木県 | 07:05 PM | comments (0) | trackback (0) |
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