<参加者の感想>
朝から晴天に恵まれ気持もさわやかで家を出ました。
日本女子大の正門に着くと、目の前は新緑の木々に包まれた並木道とキャンパス。

レンガ造りの成瀬記念館に入るメンバー
まず、学芸員の案内で成瀬記念館にて、創立者の成瀬仁蔵(山口県生まれ)氏についての説明があり、
展示品などを見て、往時をしのびました。
その後、成瀬記念講堂へ移動。

文京区有形文化財に指定されている日本女子大の成瀬記念講堂 後方ビルは屋上庭園がある校舎

講堂の内部

開閉できる講堂の屋根天井-開いたところ
西洋の教会堂を思わせる日本の木造洋風建築として、また明治時代の学校建築として等、
貴重な遺産として文京区の有形文化財に指定されているとのことでした。
関東大震災の被害を受けたにもかかわらず、しっかりした建物でした(一部修築)。
中で、堂内への採光のための回転式屋根の開閉実演には感心。
「今の建築よりも、よっぽど先を行ってますね」と他のメンバーも言っていました。
そして美しいステンドグラスが印象的でした。

屋上ガーデン
その後、本校舎ビルの屋上庭園を見学。
学生たちが気持ちよく散策し語らったりできるように、美しく作られています。
眼下には、元総理田中角栄邸の緑が広がっています。
キャンパスの一画に旧成瀬仁蔵住宅があります。これも文京区の有形文化財に指定。
見学するには人数制限はありましたが、当時の生活の様子などたいせつに保存されているのに感銘しました。
女子大のあとは楽しい昼食会。

昼食は小説家三角寛邸だった 料亭「寛」で
午後は「オルゴールの小さな博物館」を見学。
昭和58年、日本で初めてできたオルゴールの博物館ですが、残念ながら5月15日で閉館とのこと。
館内には珍しいアンティークオルゴールや自動演奏楽器などが展示されていました。
スタッフが解説を交えながら各種オルゴールを演奏。
時代や楽器の音色などさまざまでしたが、楽しい雰囲気で過ごすことができました。

珍しいオルゴールの演奏を聴きました
さつき晴れの楽しい一日、日ごろなかなか味わえないところを案内していただき、感謝しております。
2週木曜 小山玉枝