1日体験・散歩・ウォーキング・まち歩きの楽しい観光情報
お散歩なび

TOPへ GTWについて にっぽんお散歩なび リンク よくある質問 お問い合わせ

■カテゴリー■
■新着記事■
■コメント■
■トラックバック■
■LINK■
■プロフィール■
 
■OTHER■
 

第139回スペシャルツアーIN雑司ヶ谷
 <参加者の感想>


朝から晴天に恵まれ気持もさわやかで家を出ました。

日本女子大の正門に着くと、目の前は新緑の木々に包まれた並木道とキャンパス。



  レンガ造りの成瀬記念館に入るメンバー




まず、学芸員の案内で成瀬記念館にて、創立者の成瀬仁蔵(山口県生まれ)氏についての説明があり、

展示品などを見て、往時をしのびました。




その後、成瀬記念講堂へ移動。



 文京区有形文化財に指定されている日本女子大の成瀬記念講堂 後方ビルは屋上庭園がある校舎


 講堂の内部


 開閉できる講堂の屋根天井-開いたところ



西洋の教会堂を思わせる日本の木造洋風建築として、また明治時代の学校建築として等、

貴重な遺産として文京区の有形文化財に指定されているとのことでした。

関東大震災の被害を受けたにもかかわらず、しっかりした建物でした(一部修築)。

中で、堂内への採光のための回転式屋根の開閉実演には感心。

「今の建築よりも、よっぽど先を行ってますね」と他のメンバーも言っていました。

そして美しいステンドグラスが印象的でした。





 屋上ガーデン


その後、本校舎ビルの屋上庭園を見学。

学生たちが気持ちよく散策し語らったりできるように、美しく作られています。

眼下には、元総理田中角栄邸の緑が広がっています。




キャンパスの一画に旧成瀬仁蔵住宅があります。これも文京区の有形文化財に指定。

見学するには人数制限はありましたが、当時の生活の様子などたいせつに保存されているのに感銘しました。




女子大のあとは楽しい昼食会。


 昼食は小説家三角寛邸だった 料亭「寛」で




午後は「オルゴールの小さな博物館」を見学。

昭和58年、日本で初めてできたオルゴールの博物館ですが、残念ながら5月15日で閉館とのこと。

館内には珍しいアンティークオルゴールや自動演奏楽器などが展示されていました。

スタッフが解説を交えながら各種オルゴールを演奏。

時代や楽器の音色などさまざまでしたが、楽しい雰囲気で過ごすことができました。



 珍しいオルゴールの演奏を聴きました


さつき晴れの楽しい一日、日ごろなかなか味わえないところを案内していただき、感謝しております。

  2週木曜   小山玉枝






| 東京都::文京区 | 11:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
第127回スペシャルツアーIN茗荷谷
重要文化財 銅(あかがね)御殿特別見学と茗荷谷ミニウォッチング


                            チューリップ写真をクリックすると拡大されます


  銅御殿(旧磯野家住宅)門の銅板葺きの洒落た屋根


11月9日(水)、湯立坂にある重要文化財指定の旧磯野家住宅(最寄駅:メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」)の特別見学会です。
緑豊かな庭園もあり、竣工当時から近隣の人々は「銅御殿」と呼んでいました。いまは鈍い緑色の銅葺きの屋根ですが、竣工当時は赤々と輝いていたことでしょう。今回は当グループだけの特別見学です。


  銅御殿の本宅


 正門


施主の山林王、磯野敬は予算と工期に制限を設けないという破格の条件で、若くしてこの仕事を請け負ったは彫刻家 高村光雲の弟子であった北見米造(当時21歳)。
7年の歳月をかけ大正元年に竣工し、関東大震災や空襲の罹災ものがれ、現在に至っています。また、「NHKゆうどきネットワーク 怒りの現場」(2011年 5月30日)でも紹介されていますが、すぐ隣の14階建高層マンションの建設問題でも有名になりました。


  御殿の庭を散歩するメンバー


  玄関で説明を聞く


重要文化財の建物から計画敷地までの距離はわずか1メートルほど。工事に伴う振動や騒音、掘削などによる、重要文化財への影響や、また、高層建物による強いビル風の影響も憂慮されましたが、マンション建設を止める法律はなく、反対する地元住民なども含め景観紛争を起こしました。近くには小石川植物園や占春園などもあり、歴史と緑豊かな地域で景観や文化財保護のことも考えてみましょう。

近隣のミニウォッチングは、教育の森公園や占春園にも足を運びました。



  御殿への入り口にて



以下は参加者の感想です

今回は20名限定のスペシャルツアーで、GTWのメンバーから希望者が募集されましたが、普段は見学できな重要文化財とあって、応募者多数。

ところが、いつもは、くじ運の悪い私が高倍率の抽選に珍しく当選し、ラッキーな茗荷谷のそれこそスペシャルな一日を過ごすことができました。

特に印象に残っている所は観察園であるために自然に任せて植物が植わっている占春園。
それにメインの、とても手のこんだ造りの銅御殿です。こんな建物は、おそらく現在では到底建てることも、建て直すことすらできないものだろうと思いました。
文化財に悪影響を及ぼすということで、物議をかもした、隣接して建てられた高層マンションには、人が住んでいそうになかったのは驚きでした。

昼食もワインつきでおいしかったです。」

  第三木曜 岩崎トモ子




  



 


| 東京都::文京区 | 07:54 PM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑