2006,02,01, Wednesday
レールを残そう(岐阜県岐阜市)
久し振りに実家のある名鉄岐阜駅に降り立ちました。 名鉄電車を使い名古屋から約30分で岐阜です。 「何かへんだな?」駅前にはいつも見かける路面電車の真っ赤な車体がありません。 名古屋鉄道が2005年3月で市内線、美濃町線、揖斐線を廃止した、と迎えに来てくれた妹から聞きました。 私が生まれた時からあり、幼稚園の時には1人でチンチン電車に乗り、祖父母の家に行った思い出があります。高校の時には、通学にも使いました。 結婚して上京する頃には車を運転していたので、線路が邪魔で交通渋滞で迷惑な存在になっていました。 無くなると寂しいもの。しかし、廃止になった駅舎やレールは残されています。 すでに再生させるための民間運動が起こっていました。 軌道事業に不可欠な 資産(線路や基盤)を取得して事業への参入を考える人たちの行動を支援することを目的とした基金づくり運動です。 「路面電車エンジェル基金」は3線全長36キロの レールを残そうとしている運動に支援するためには 1エンジェル =1万円の支持を訴えています。 http://chal.dyndns.org/~angel-fund/index2.html 鉄道ファンばかりでなく、まちづくりや環境問題に関心のある方は今後も成り行きを見守ってください。 それにしても、もう電車を走らせるという機能を失ったレールの横たわる道路の風景には、どことなく物悲しさが漂っている感じです。 「今回の情報は面白かった!」→クリック♪ ![]() |