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15万株、300万輪のアジサイに包まれた下田城山公園(静岡県下田市)
ペリー来航ゆかりの下田港を見下ろすアジサイの山


花写真をクリックすると拡大されます




伊豆半島南端近くの下田は、伊豆屈指の自然と歴史に恵まれた観光地です。
そこはいうまでもなく、幕末にペリー率いる”黒船”が来航した、近代日本誕生時の”激震地”ですが、以来153年を迎えています。

市内には開港にまつわる史跡が数多く残され、それらを案内するボランティァガイドの組織も整っています。
私は3年前の「下田開港150周年記念」の年に、市をあげての祭りがおこなわれた時に訪れ、ガイドさんに案内していただきました。





伊豆急下田駅前の観光協会案内所から、約2時間半の案内による街歩きでしたが、街のポイントはほぼ見聞きできました。そのときの感想は「下田の町は、街歩きには最適な魅力あふれる街だ」ということでした。

下田に行かれたら、ぜひボランティァガイドさんの案内を頼んで、街歩きを楽しまれることをお勧めします。(下田ボランティァガイド協会:0558-23-0308)




今年は先月、下田城山公園に、アジサイを観に行きました。
噂やガイドブックの情報以上に素晴らしいものでした。



6月一杯は、毎年アジサイ祭りが開催され、港の駐車場のある岸壁から、渡し船に乗って、対岸の下田公園に。上陸すると、そこにはペリー上陸の記念碑が、銅像とともに立っています。




公園は、戦国時代の城址でペリーが上陸した下田港を一望に見下ろす城山です。
城山には上り下りの遊歩道が縦横にあり、その両脇には満開のアジサイが存分に目を楽しませてくれます。どこを撮っても絵になる光景で、あちこちでカメラを構えている人に出会いました。



道々にはあずまやあり、彫刻作品あり、また開国記念碑をはじめとした、いろいろな記念碑などがあって、飽きることなく、楽しい時間を過ごすことができました。
15万株、300万輪といわれるだけあって、全山アジサイの夢のような空間でした。







| 静岡県::下田市 | 05:23 PM | comments (0) | trackback (0) |
首都圏から最も近い離島―初島(静岡県熱海市)
相模湾に浮かぶ平べったいパラダイスの島

                             チューリップ写真をクリックすると拡大されます

  定期船から見た初島

熱海から伊東線に乗って伊東方面に行くと、相模湾に平っべたいお盆を伏せて浮かべたような小さな島が目にはいります。
そのたたずまいは、自然の島にしては不自然な平っべたさで、私は初めは何かのために造られた人工島だろうと思っていました。

しかし、もちろんそこは自然の島で、しかも首都圏から最も近い離島であり、島全体がパラダイスのようなリゾート地であることを知り、一度は歩いてみたいと思っていましたが、昨年の冬12月と、今年の春4月GTWスペシャルツアーの二度と念願がかないました。

 船着き場に並ぶ食堂や土産物店とその後ろに建つログハウスの初島小中学校

島には熱海と伊東からフェリーで25分の近さです。
船が島に近づくと、まず目に入るのが港に面した高台に建つしゃれたログハウスです。建物の足もとに茶色の屋根の商店が横一列に並んでいます。

ホテルかなと思っていたら、なんと島で唯一の小・中学併設校でした。
国内最大規模のログハウスだということですが、小中学各3学級、小学生18名・中学生6名計24名(平成19年度)の、静岡県唯一の離島のミニ学校です。

  周遊道路を散策するGTWメンバー


昨年4月に開通したという島一周の周遊道路が約4kmですから、ぶらぶら歩きでも1時間ていどで1周できます。島は松の防風林で囲まれ、渚の大半は岩だらけの荒磯です。フィッシングの釣り場には事欠きません。港の堤防はもとより、あちこちの岩場で釣りをしています。

松林の散歩道からちょっとそれると岩場の磯で、ひと休みしながら波の向こうを見ると、対岸の熱海や伊東の町の背後に、伊豆の山々が見渡せます。

  早朝の富士山 手前は熱海の街並

眺望といえば、港から歩いて約30分、島の東南に立っている初島灯台からの360度の眺めは絶景です。
この4月、GTWのメンバーも係員の案内で灯台に上りました。

東:三浦半島・城ケ島、房総半島の館山
北:伊豆大島・三宅島などの伊豆諸島、それに伊豆半島の小室・大室山
西:伊豆半島の天城山、箱根山とその背後に富士山
南:湯河原・小田原の町とその後ろの丹沢山系および江ノ島

  初島灯台


ざっと以上のように見渡せますが、この灯台には、灯台に関する資料館が付設していて、係員が館内と灯台の展望台まで案内し説明をしてくれ、楽しく興味深いものでした。

  荒磯沿いにつづく松林の遊歩道


松林の遊歩道を抜け、第2漁港のところに出ると、黒いダイビング服を着た若者たちが、茶色っぽい海藻をいっぱい詰めた大きな籠を陸揚げしていました。訊くと、天草(てんぐさ)でした。私は初めてみましたが、寒天やトコロテンの原料になるものです。この天草は、初島の名産品だそうです。

  名物の天草を採る漁師たち


そこからしばらく歩くと、港を見下ろす高台に新鮮な魚介類のバーベキューが食べられる初島ピクニックガーデンがあります。私たちは、そこで昼食。定期船が発着するとき、乗船客に手を振りながらの食事も楽しいものでした。

  グランドエクシブ初島クラブの庭園でのGTWメンバー


宿泊施設は、初島港近くの民宿街と、島の中央にあるグランドエクシブ初島クラブ。gtwのメンバーは、初島クラブに泊まりました。四方がオーシャンビューの広い敷地の日本庭園がまた素晴らしいものでした。



ここでは12月は庭中をイルミネーションで飾ります。
「私たち従業員一同で飾りつけをするんですよ」とホテルマンが語ってくれましたが、それは見事なものでした。部屋や屋上からの眺めももちろん、光の園の中の散策も幻想的なパラダイスでした。

  
 グランドエクシブ初島クラブのイルミネーション


<初島リンク集>
初島に行こうよ 
ようこそ初島の学校のホームページ 
初島まるごと情報BOX




| 静岡県 | 04:15 PM | comments (0) | trackback (0) |
建築を楽しむ(静岡県熱海市)
もう一つの熱海ー建築を楽しむ


熱海は温泉地として有名ですが、もともとは冬の避寒地としての政財界人や文化人の別荘地として発展した街です。
今でも、冬に熱海駅に降り立つと暖かさを実感します。

最近では由緒ある別荘が一般公開されるようになったので熱海では温泉以外にぜひ計画を立てて見学して欲しいもの。

まずは熱海の文士の家巡り。熱海駅から1駅隣りの来宮駅。

双柿舎  双柿舎

近くには坪内逍遥の双柿舎があります。
邸内にある2本の柿に由来しています。
仏塔のような3層の書庫が印象的の家です。

凌寒荘   凌寒荘

駅の反対側には国文学者の佐々木信綱の凌寒荘(寒さをしのぐ家)。
平屋の飾り気のない家には庭園の万葉集に詠まれた草花が似合います。
庭先から吉川英治旧居跡(非公開)に出られます。


創作の家  創作の家

熱海駅からは「創作の家」と名付けられた池田満寿夫と佐藤陽子が暮らした家が。アトリエを始め隅々まで彼らの独特の美的センスが光る家です。

圧巻は起雲閣。「鉄道王」と言われた根津嘉一郎の別荘でもあった約3千坪の敷地。アールデコの華やかな部屋、驚くようなローマ風風呂、緑豊かな庭園などで贅沢なひとときを味わえます。

旧日向別邸旧日向別邸

さらに、異空間を楽しみたい方にはドイツ人建築家・ブルーノ・タウトが設計した地下の離れの「旧日向別邸」。竹や木をふんだんに使っている建築物です。
最近、国の重要文化財に指定されたもの。
他の部分は銀座和光や東京国立博物館の設計者渡辺仁によります。

この他に梅園には中山晋平の別荘を記念館にしたものや杉本苑子の自宅だった彩苑もあります。
熱海には実に魅力的な建築物があることに驚かされた1日でした。

彼らのような家を訪問する意義は、先ず有名人の素顔に触れられること、さらには新鮮な異空間に引き込まれることでしょう。

公開日、予約方法などにご注意。

熱海市観光情報-歴史にふれよう

池田満寿夫・佐藤陽子 創作の家




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| 静岡県 | 02:33 PM | comments (0) | trackback (0) |
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