2007,05,31, Thursday
相模湾に浮かぶ平べったいパラダイスの島
写真をクリックすると拡大されます 定期船から見た初島 熱海から伊東線に乗って伊東方面に行くと、相模湾に平っべたいお盆を伏せて浮かべたような小さな島が目にはいります。 そのたたずまいは、自然の島にしては不自然な平っべたさで、私は初めは何かのために造られた人工島だろうと思っていました。 しかし、もちろんそこは自然の島で、しかも首都圏から最も近い離島であり、島全体がパラダイスのようなリゾート地であることを知り、一度は歩いてみたいと思っていましたが、昨年の冬12月と、今年の春4月GTWスペシャルツアーの二度と念願がかないました。 船着き場に並ぶ食堂や土産物店とその後ろに建つログハウスの初島小中学校 島には熱海と伊東からフェリーで25分の近さです。 船が島に近づくと、まず目に入るのが港に面した高台に建つしゃれたログハウスです。建物の足もとに茶色の屋根の商店が横一列に並んでいます。 ホテルかなと思っていたら、なんと島で唯一の小・中学併設校でした。 国内最大規模のログハウスだということですが、小中学各3学級、小学生18名・中学生6名計24名(平成19年度)の、静岡県唯一の離島のミニ学校です。 周遊道路を散策するGTWメンバー 昨年4月に開通したという島一周の周遊道路が約4kmですから、ぶらぶら歩きでも1時間ていどで1周できます。島は松の防風林で囲まれ、渚の大半は岩だらけの荒磯です。フィッシングの釣り場には事欠きません。港の堤防はもとより、あちこちの岩場で釣りをしています。 松林の散歩道からちょっとそれると岩場の磯で、ひと休みしながら波の向こうを見ると、対岸の熱海や伊東の町の背後に、伊豆の山々が見渡せます。 早朝の富士山 手前は熱海の街並 眺望といえば、港から歩いて約30分、島の東南に立っている初島灯台からの360度の眺めは絶景です。 この4月、GTWのメンバーも係員の案内で灯台に上りました。 東:三浦半島・城ケ島、房総半島の館山 北:伊豆大島・三宅島などの伊豆諸島、それに伊豆半島の小室・大室山 西:伊豆半島の天城山、箱根山とその背後に富士山 南:湯河原・小田原の町とその後ろの丹沢山系および江ノ島 初島灯台 ざっと以上のように見渡せますが、この灯台には、灯台に関する資料館が付設していて、係員が館内と灯台の展望台まで案内し説明をしてくれ、楽しく興味深いものでした。 荒磯沿いにつづく松林の遊歩道 松林の遊歩道を抜け、第2漁港のところに出ると、黒いダイビング服を着た若者たちが、茶色っぽい海藻をいっぱい詰めた大きな籠を陸揚げしていました。訊くと、天草(てんぐさ)でした。私は初めてみましたが、寒天やトコロテンの原料になるものです。この天草は、初島の名産品だそうです。 名物の天草を採る漁師たち そこからしばらく歩くと、港を見下ろす高台に新鮮な魚介類のバーベキューが食べられる初島ピクニックガーデンがあります。私たちは、そこで昼食。定期船が発着するとき、乗船客に手を振りながらの食事も楽しいものでした。 グランドエクシブ初島クラブの庭園でのGTWメンバー 宿泊施設は、初島港近くの民宿街と、島の中央にあるグランドエクシブ初島クラブ。gtwのメンバーは、初島クラブに泊まりました。四方がオーシャンビューの広い敷地の日本庭園がまた素晴らしいものでした。 ここでは12月は庭中をイルミネーションで飾ります。 「私たち従業員一同で飾りつけをするんですよ」とホテルマンが語ってくれましたが、それは見事なものでした。部屋や屋上からの眺めももちろん、光の園の中の散策も幻想的なパラダイスでした。 グランドエクシブ初島クラブのイルミネーション <初島リンク集> 初島に行こうよ ようこそ初島の学校のホームページ 初島まるごと情報BOX |
コメント
コメントする
|
この記事のトラックバックURL
http://www.osanponavi.com/nippon/tb.php/19
トラックバック
|