2008,01,28, Monday
町民たちの活気があふれる江戸時代にタイムスリップできる街 深川は狭い路地のある他の下町と少し違う。道幅は広く、碁盤の目のように区画整理がされている。 深川は埋め立てでできた街。江戸の初めには島が点在する浅瀬だった。アシが生えて人家もなかったが、摂津国(大阪府)の深川八郎右衛門が開拓した。慶長元年(1596)、徳川家康が江戸を巡視していた時に深川八郎右衛門が迎えた。村の名を尋ねたがまだつけられていなかった。家康が「汝の名字を地名に」というのが深川村の由来という。 ![]() 深川はすでに4百年以上もの歴史がある。 江戸の町並みを再現して庶民の暮らしを体感できるのが深川江戸資料館だ。18世紀中ごろに、すでに百万都市になっていた江戸の半数は町民だった。彼らのほとんどが裏長屋に住んでいた。枕屏風を仕切りにしてふとんを置いていた狭い長屋で工夫して生活していた。 ![]() 稲荷寿司、天麩羅、蕎麦の屋台もある。日本料理の代表はこの頃、屋台から誕生している。地方から来ている男の多かった江戸ではこれらが今のファーストフードだ。評判になれば、店を構えるまでになった江戸ドリームの良き時代。肥取り、くず物拾い、古着屋、提灯の張替えなど江戸は高度なリサイクル社会だった。 深川おすすめコース:約9,000歩 ■スタート:森下駅 (都営地下鉄/新宿線、大江戸線) ↓ 10分 芭蕉記念館(芭蕉の書簡、書画等を展示。裏木戸を抜けると芭蕉像のある史跡庭園へ) ↓ 15分 清澄庭園(江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡) ↓ 10分 深川江戸資料館(江戸時代の長屋や生活を再現) ↓ 1分 【昼食におすすめ】 深川宿(深川名物「深川めし」が味わえる ↓ 20分 富岡八幡宮(江戸三大祭りの一つ「深川八幡祭り」で有名) ↓ 3分 深川不動堂(境内には、「名優五代目尾上菊五郎の碑」「力石」などがある) ↓ 1分 【お茶におすすめ】 甘味処 吉野 ↓ 1分 ■ゴール:門前仲町駅 (東京メトロ/東西線、都営地下鉄/大江戸線) ![]() 【クリックで地図は大きくなります】 *時間は目安です。 *施設によって休日や開館時間は異なります。リンク先をご覧ください。 *問合せ先 江東区経済課03・3647・9111 コース取材は2008年1月16日時点です。施設の変更等場合はご容赦ください。
| 下町情緒を感じる街::深川 | 12:10 AM | comments (x) | trackback (0) |
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