2008,05,19, Monday
近代建築を訪ねながら文化人が愛した街並みを歩く 鎌倉が源頼朝によりわが国最初の武家政治の拠点になったことはよく知られている。それは、一方を海に、三方を山に囲まれている独特の地形にあると言われている。鎌倉を歩けばそれを感じるだろう。 明治に入り、明治22(1889)年の横須賀線の開通により、温暖な気候を求めて別荘地として発展。明治末には全戸数1620戸のうち、別荘が461戸、貸別荘が約400戸もあったそうだ。地元では別荘族を「お別荘様」と呼んだ。大正時代には、文士が住まいを構えた。彼ら文化人により、鎌倉には独特の文化が形成された。それは住まいにも現れて鎌倉は古刹以外にも見るべき建物が多い。 鎌倉文学館、長谷子ども会館など、明治から昭和始めの重要な洋風建築物を「鎌倉の景観最重要建築物」http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/keikan/kezyuyou.htmlとして保存している。内部公開されている建物は少ないが、外観からでも十分見応えがある。それらは閑静な鎌倉の街並みに印象的なアクセントをつけている。豊かな雰囲気を感じさせる建物を見て歩けば、鎌倉の別の文化に触れることができるだろう。時間があれば、江ノ電鎌倉駅から江ノ電藤沢駅まで15駅を約34分で結ぶ1日乗り降り自由な「のりおりくん」(580円)を使用してみるのもよいだろう。 ![]() 鎌倉・長谷おすすめコース:約15,000歩 ■スタート:JR鎌倉駅西口・江ノ電鎌倉駅 ↓10分 鎌倉大谷記念美術館 ↓10分 吉屋信子記念館 ↓10分 鎌倉文学館 ↓10分 長谷寺 ↓1分 【お茶におすすめ】 邪宗門 ↓5分 光則寺 ↓5分 【お昼のおすすめ】 華正楼 ↓1分 高徳院(大仏殿) 大仏前バス停 ↓10分 ■ゴール:JR鎌倉駅西口・江ノ電鎌倉駅 ![]() 【クリックで地図は大きくなります】 ![]() *時間は目安です。 *施設によって休日や開館時間は異なります。リンク先をご覧ください。 コース取材は2008年5月16日時点です。施設の変更等場合はご容赦ください。 鎌倉市観光協会 TEL:0467-23-3050
| 歴史薫る東京近郊の街 ::鎌倉・長谷 | 01:50 AM | comments (x) | trackback (0) |
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