2008,04,01, Tuesday
「和」を楽しみ、老舗の味を味わう江戸町人の活気がいまも続く街 薬研堀不動院のある辺りは、薬研堀という堀の埋立地。浜町公園は熊本藩細川越中守の屋敷跡で、大名屋敷が隅田川沿いに並んでいた。浜町公園から隅田川を望むことができる。 ![]() 人形町は江戸時代には、日本橋の町人の町に隣接。人形師が住んでいたので人形町と江戸の名残は地名にも及ぶ。甘酒を売る店があったとかで、甘酒横丁と呼ばれる通りにはたい焼きの柳屋など人気の店が多い。 安産を願う人たちがお参りする水天宮。懐かしい駄菓子屋も残る。 行列のできる親子丼の玉ひで辺りに蛎殻銀座跡の説明板が建つ。蛎殻町は蛎の殻を粉にしたものを瓦にして屋根を葺いていたことから由来。 元は置屋だったねぎま鍋のよし梅の横の路地にもひょいと入り、しもたや風の情緒も味わいたい。 玄冶店跡は「もし、御新造さんえ、おかみさんえ、お富さんえ」で有名な与三郎が、お富と会う源氏店は、人形町の玄冶店のこと。実名を使わずに音だけもじった。うぶけやは天明3(1783)年創業、うぶ毛まで切れる刃物を扱う老舗だ。江戸の粋を伝える「和」の老舗が多く集まっているのが人形町界隈だ。 ![]() 人形町おすすめコース:約10,000歩 ■スタート:東日本橋駅 (都営地下鉄/浅草線) ↓ 10分 ボタンの博物館 (ボタンメーカー「アイリス」本社ビル内、世界各地から収集した約1600のボタンを展示) ↓ 20分 浜町公園(サクラ/4月)(隅田川を一望できる自然豊かな川辺の公園) ↓ 10分 甘酒横丁(三味線の「ばち英」や行列ができる鯛焼き屋「柳屋」など老舗が多い通り) ↓ 10分 【昼食におすすめ】 ロイヤルパークホテル「桂花苑」 (新鮮な魚介類と高度な技術が創りだすバラエティに富む広東料理 ランチ2,310より) ↓ 5分 水天宮(安産の神様として知られる) ↓ 1分 【お茶におすすめ】 喫茶去快生軒 (創業大正8年の人形町を代表する喫茶店で、街のランドマークのような存在 ブレンドコーヒー400円) ↓ 5分 ジュサブロー館 (人形作家として知られる辻村寿三郎の人形美術館 アトリエも兼ねているので本人に会えるチャンスも!) ↓ 5分 ■ゴール:人形町駅 (都営地下鉄/浅草線、東京メトロ/日比谷線) ![]() 【クリックで地図は大きくなります】 *時間は目安です。 *施設によって休日や開館時間は異なります。リンク先をご覧ください。 *問い合わせ中央区観光協会 03-3546-6525 コース取材は2008年3月12日時点です。施設の変更等場合はご容赦ください。
| 下町情緒を感じる街::人形町 | 12:09 AM | comments (x) | trackback (0) |
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