2006,03,01, Wednesday
かっぱ筆塚と絵筆塚があった!(神奈川県鎌倉市)
荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)は、長治元年(1104)に創建されて学問の神・菅原道真公が祀られて太宰府、北野と並び三大天神と呼ばれています。 天神様のご利益にあずかろうと受験のシーズンともなると合格祈願に訪れる受験生もいっぱい。 本殿は、14世紀に建てられた鶴岡八幡宮若宮の社殿を移したものとされ、鎌倉に現存する最古の木造建築物といわれて国の重要文化財に、境内は国の史跡になっています。 荏柄天神社は歴史的にもりっぱな神社ですが、2月には鎌倉で一番早い梅がつぼみをつけ、梅の名所として有名です。 ところが、今年は寒かったせいでどこも梅の開花が遅れています。それでも、2月19日にせっかく来たのだからと神社に詣でました。本殿前の紅梅が1本申し訳なさそうに咲いていました。 さほど広くない境内は、いつもは梅見の人と受験生でごったがえしていますが、今年はさほどでもありません。 おかげで境内の一角にかっぱ筆塚と絵筆塚があったのを発見しました。 これは、かっぱ絵で有名な清水崑が、長年かっぱの絵を描いた筆に感謝するために自然石にかっぱを描き、川端康成が昭和46年に「かっぱ筆塚」として建立したそうです。 絵筆塚は平成元年に、横山隆一がみんなで筆に感謝しようと呼びかけ、漫画家など154名のかっぱ絵を青銅にレリーフにして建立したとのこと。 こんな所にあった!という驚きと、絵筆塚に描かれたほのぼのとしたかっぱ絵が梅を見られなかった不満を解消してくれました。 荏柄天神社 http://www1.kamakuranet.ne.jp/egara/ 午前8:30~午後4:30まで 0467-25-1772 (最寄り駅:JR・江ノ電鎌倉駅よりバス大塔宮行き天神前下車) 「今回の情報は面白かった!」→クリック♪ (この情報が気に入ったら、押してくれると嬉しいです) 1日体験申し込みはコチラ 会員登録はコチラ |
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