2006,12,01, Friday
武蔵がこもって五輪の書を書いた霊厳洞
”剣聖”とうたわれた宮本武蔵の終焉の地は熊本ですが、熊本には武蔵ファンには大きな魅力の史跡が数多くあります。 その史跡を効率よく巡る便利なお助けマンとして、熊本市コースガイドがあります。 歴史散策コースの「宮本武蔵コース」を、ボランティアのガイドさんが案内してくれます。 岩戸の里公園にある宮本武蔵の坐像 <主なコース> 市内の交通センターからバスで出発⇒武蔵塚公園⇒武蔵使用の井戸と旧居跡⇒熊本城 ⇒交通センタからバス⇒岩戸観音入口⇒霊厳洞⇒バスで交通センタ解散 数箇所にバスを交えてのおよそ1日のコースになりますが、見所一杯です。(バスは1日フリー乗車券500円を利用すると便利) GTW会員で見学に参加した人のひとりから、「特に霊厳洞にはぜひ!」と以下のような便りがありました。 バスで岩戸観音入口で下車し、のぼり坂を徒歩20分。あたりはみかんの大産地で、石積みの段々畑の みかん畑が山の上までつづいている。両側にたわわに実った黄色のみかんを見ながらの歩きは楽しい。 石積みの段々畑のみかん山 やがて広い駐車場のある岩戸の里公園にたどりつきます。と、正面に露座の大仏かと思われる 仁王のような形相の、巨大な坐像が目に飛び込んできた。武蔵の像です。 そこからさらに5分のところに霊厳禅寺があります。 受付で、杖を借りて岩だらけの道を歩いていくと、小高い岩山の斜面にかわいい石像の群れが目に入る。 五百羅漢の石造群 五百羅漢です。一体いったいがみんな異なる、見飽きないひょうきんな像をおがみながらゆくと、 小高い展望所。そこから、有明海とその向こうに雲仙の美しい山影が遠望できる。 さらに歩いていくと、行き当たりのところの岩山の中腹に、ぽっかり暗い空洞が見える。 入口にある小さな祠を見上げながら、石段をゆっくり登る。そこがが霊厳洞でした。 岩戸観音が祀られている霊厳洞 洞の奥の格子戸の先に岩戸観音が祀られている。 その洞は、その名の通り、まさに己の霊が厳かに引き締まるような洞です。剣豪としてここを思索の場所に選んだ理由が、ひしひしと 伝わってくる気がしました。 そして、ここで書かれた『五輪の書』をあらためて、じっくり読み返してみたいと感じたものです。 「今回の情報は面白かった!」→クリック♪ (この情報が気に入ったら、押してくれると嬉しいです) 1日体験申し込みはコチラ 会員登録はコチラ |
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